室町/戦国時代

斎藤龍興とは――織田信長に立ち向かった最後の斎藤氏当主

戦国時代には数多くの大名たちが現れては消えていきました。そのなかで、斎藤龍興という名を耳にしたことがある人は少ないかもしれません。祖父は下剋上で知られる斎藤道三、父は美濃を支配した斎藤義龍という名だたる人物でしたが、龍興自身は若くして家督を...
室町/戦国時代

足利義昭とはどんな人物か?信長に追放された理由は

足利義昭は、室町幕府の最後の将軍であり、第15代将軍にあたります。彼は将軍という名目上の最高権力者でありながら、実際には戦国大名の力に大きく左右される存在でした。特に織田信長との関わりが、義昭の人生を大きく左右しました。信長によって将軍に擁...
室町/戦国時代

三好三人衆とは?信長に抵抗した武将たち

戦国時代といえば織田信長や豊臣秀吉といった名だたる英雄が思い浮かびますが、彼らの道のりは常に順風満帆だったわけではありません。特に信長が畿内へ進出した際には、その支配に強く抵抗した勢力が存在しました。その代表格が「三好三人衆」と呼ばれる武将...
室町/戦国時代

三好義継とは――畿内の戦国史に翻弄された若き当主の軌跡

戦国時代の畿内は、室町幕府の力が衰える中でさまざまな武将が台頭し、めまぐるしく勢力図が塗り替えられた地域でした。その中で、父・三好長慶の後を継いだ三好義継は、時代の荒波に翻弄されながら生涯を送った人物です。長慶が畿内を掌握したのに対し、義継...
室町/戦国時代

上杉謙信はなぜ毘沙門天を表す「毘」の文字を旗印にしたのか

戦国時代の大名の中でも、上杉謙信といえば「義将」「軍神」として広く知られています。彼が戦場で掲げた旗印の中で最も有名なのが、大きく「毘」と一文字を書いた旗です。遠くからでも一目で分かるその旗は、謙信軍の象徴として後世にまで語り継がれています...
室町/戦国時代

上杉謙信と武田信玄は仲良しだった?なぜ敵に塩を送ったのか

戦国時代と聞くと、数多くの戦いや武将たちの激しい争いを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。その中でも、上杉謙信と武田信玄の名前は特に有名です。二人は宿命のライバルとして「川中島の戦い」を繰り広げ、戦国史を彩った存在でした。しかし、そん...
室町/戦国時代

足利茶々丸とは――なぜ継母(円満院)を討たざるを得なかったのか

足利将軍家といえば、室町幕府の将軍たちを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。しかし、実は京都だけでなく、関東や伊豆を拠点とした足利一門も存在していました。その中でも特に悲劇的な運命をたどったのが、堀越公方・足利政知の嫡子として生まれた...
室町/戦国時代

明応の政変とは→細川政元が実権を握ったクーデターで戦国時代につながる事件

明応の政変とは、室町時代末期の1493年(明応2年)に起きた大きな政変です。この出来事では、当時の将軍であった足利義稙(あしかがよしたね)が失脚し、新たに足利義澄(あしかがよしずみ)が将軍に立てられました。政変の主導者は、管領であった細川政...
江戸時代

池田屋事件をわかりやすく解説!参戦した新選組の隊士も紹介

幕末の動乱期、京都の町は常に緊張に包まれていました。尊王攘夷を掲げる志士たちは幕府を倒すべく暗躍し、御所を狙った大規模な計画まで進めていました。その危機を食い止めたのが、新選組による池田屋事件です。1864年7月8日、旅籠「池田屋」に集まっ...
江戸時代

松下村塾の四天王とは?最も偉大な功績を残したのは誰か?

幕末の日本は、黒船来航をきっかけに大きく揺れ動きました。外国からの圧力にさらされ、国内でも幕府の存続をめぐって対立が深まる中、多くの若者たちが国の未来を思い、立ち上がりました。その中心的な舞台の一つとなったのが、長州藩の吉田松陰が開いた「松...